脳転移の告知


転移性脳腫瘍の告知

3月下旬。いつも通り抗がん剤投与のために病院へ。嫌な予感しかしない。
抗がん剤効いてなくて悪化しているのが自分でもわかる。診察室へ入ると渋い顔でテンションやや低めの先生。

先生「前回使ったアリムタが効いてなさそうなんだよね今写真でも白いところ増えてるし、腫瘍マーカーもかなり上がってきてる

私「(やっぱりか)次の治療は?」

先生「それでですね、CTで確認したら脳の転移が悪くなってきていて、そっち先に治療しましょう」

私「え!?脳?!」

れはまさに想定内で予想外の脳転移告知。
いつかはあり得ると、覚悟してたけれど心の準備が一切できてなかった。
でも待てよ?「悪くなってきていて」とは、前からあったってこと?よくわからなくて混乱する私。

私「前からあったんですか?」

先生「うんー。12月のCTで出て来始めてたけどその時は小さかったんだけどねー

私「……。」

トモエの患者力がレベルアップ!テッテレー!!😂

これから癌治療を受ける人、他に病気ある人にも経験を通したアドバイス

病院の診察では、「検査結果はどうでしかたか?」とちゃんと聞くこと!
あと癌という病気の特性上、「転移は他にしてないですか?」とちゃんと聞くこと!

お医者さんは世の中に足りないと言われてるらしく、数多くの患者さんを診察してるから、普通に忘れてしまうそうです。あと、今は言う必要はないと、聞かれない限り答えない人もいると思います!余命とかもお医者さんはわからないから自分からは言いたがらないもんです。

というわけで、気づけば脳みそ中にブツブツ(腫瘍)がいっぱいある「転移性脳腫瘍」という、ステージ4でも最終段階に自分がいることにこの時気づいたのでした。
そして、癌を告知された時に1番最初に感じた感情と同じ気持ちが浮かんだ。

「治療に集中しなきゃ命が危ない」

来週から早速、放射線科の予約をとり、治療を開始することになりました。

家に帰って、これからのことがすごく不安になった。
「あぁ、ついにここまで来てしまったのか」と久しぶりにショックだった。
でも、思い返すと治療が一時的にうまくいったのをいいことに調子に乗ってたのかもしれない。

というか、普通の生活が普通にしたかっただけ。普通に仕事して、普通に遊んで、普通に欲しいもの買って、普通に恋愛して、普通に旅行して

受けていた仕事も突然断り、長引くことを伝え、プライベートでは約束していたアブダビ旅行もキャンセルしてしまった
周りの友人や仕事仲間が理解があるので、対お客様には丸く収まるようにみんなサポートしてくれた。
季節は春。「来年は桜見れるのかな?」とかおセンチな気分と不安で胸が張り裂けそうな状態が続いていました。

放射線科初受診

さすがに不安が大きく、妹が同伴してくれた。妹も抗がん剤以外は専門外なんで正直わからないとのこと。でも一緒に来てくれただけで嬉しかった。いつもはエスカレーターで2階の呼吸器内科に行くけれど、放射線科は地下2階。
名前が呼ばれたのでいざ診察室へ。
若くてナヨっとした雰囲気の無機質な若い男の先生。多分歳変わらない。
治療の説明を受ける。

CT画像を見ると、脳の写真に白く光る点。一つ一つはそんなに大きくないけど数がパッと見ただけではわからない。。。
自覚症状ないだけに悔しい。こんなに癌細胞に侵食されてるとは

放射線には色々種類があるけれど、私の場合はピンポイントに狙いを定めて照射するサイバーナイフ などでは腫瘍を取りきれないとのことで、1番キツイと言われていて人生で1回しか受けられない「全脳照射」という脳全体に放射線を当てる治療をすることになりました。

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